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【ボランティア活動】与えるだけのボランティア活動は消耗して続けられなくなります。

2020年2月29日

ちょっとコラム的な記事。

ストーンハンマーだけでなく、様々な活動をしているボランティア活動団体が、西条市、愛媛県、そして日本全国に数多存在しています。

今回は、ボランティア活動団体が陥りやすい、あるある問題(燃え尽き症候群的な)

【ボランティア活動をすればするほど、なぜか身も心も消耗してしまい活動ができなくなってしまう問題】について考えてみたいと思います。

内容は薄いので、ごめんなさい。先に謝っておきます。

 

ボランティア活動は、与えるだけだと「消耗」しつづけるので、結果「消滅」します。

阪神大震災を機に、ボランティアという単語が日本に広まり、その3年後にNPO法も制定されて、今のボランティア活動の土台が作られたと言われています。

ボランティアと言うと、「無償の労働力」と一般的に浸透しています。

『実際はそうじゃない!』と、ボランティアに精通している人たちは言いたいと思いますが、世間的には『無償の労働力』と思われている以上、なかなか払拭できない問題ではないでしょうか。

 

ボランティア活動は「与える」だけでは「消耗」して「消滅」してしまいます。

今回は、ボランティア活動=無償の活動という認識で記事を書いています。

見出しのとおり、ボランティア活動をする上で「与える」ことばかり行っていると、そのうち消耗しきってしまい活動ができなくなります。

この「与える」とは、「自分に何も見返りの無い行動ばかり取る」という意味です。文字通り何も見返りがないので、金銭的にはもちろん精神的にも見返りがないということです。

真の自己犠牲と言うべきかもしれません。

 

「精神的な見返り」を勘違いすると、ボランティア活動が続けられなくなります。

何か人に与えることによって、満たされた感情になる時はだれでもあると思います。この時の感情を「精神的な見返り」だと勘違いすると大変です。実は何も見返りを受けていない場合がほとんどです、その結果消耗しきってしまう原因となっていまします。

これについては、

「GIVEandTAKE」というアダム・グラントさんが書かれた本がオススメです。

ギブ&テイク

『人に与えることが成功の秘訣だ』とか聞いたことあると思いますが、その言葉の意味や真理をついている本だと思います。

今回は、この「GIVEandTAKE」に書かれている内容を参考にしながら、ボランティア活動について考えていきます。

 

ボランティア活動は、自己犠牲のGIVE(与える)では続きません。

「GIVEandTAKE」の本では、

【ギバー】

【テイカー】

【マッチャー】

という3タイプの人間がいると書かれています。

【ギバー】とは、与える人のことです。とにかく人に惜しみなく与える人。約25%の人がこのタイプ。このギバータイプには、「自己犠牲型ギバー」と「他者思考型ギバー」の2タイプいます。

【テイカー】とは、奪う人のことです。とにかく人から奪う事、自分が損をしないように行動する人のことで、与えるよりも与えられることを常に考えています。約20%の人がこのタイプ。

【マッチャー】とは、バランスの取れた人です。与えられたら与え返すし、奪われたら奪い返す人。半分以上の約55%がこのタイプ。自分から与えたり奪ったりしません。与える量と与えられる量が一致するような行動を取ります。

ボランティア活動を率先してやる人の多くはギバーさんではないでしょうか?たぶん、ギバーさんタイプでないとそもそもやろうと思わないでしょうしね。このギバーさんについては、「自己犠牲型ギバー」と「他者思考型ギバー」に分けられます。先ほどから、消耗しきってしまってボランティア活動が続けられなくなると言っていたのは「自己犠牲型ギバー」さんのことです。

ポイント

「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の3タイプはよく頭に入れておきましょう。組織運営だけでなく、身近な人間関係の構築にも非常に効果的です。さらに、ギバーさんには「自己犠牲型」と「他者思考型」がいるという部分も、とても重要ですので、ぜひ覚えておいてください。

 

ボランティア活動の結果:与えることで相手にも自分にも見返りを生み出すことが大事

「自己犠牲型ギバー」は、文字通り自己犠牲しちゃう人です。

テイカーの良い食い物になってしまう人ですね。

与えて与えて与え続けて、空っぽになってしまいます。空っぽになるのは、資金・物資・時間・精神いろいろとありますが、消耗しきって与えることができなくなる=ボランティア活動が続けられなくなります。

仮に、あなたと相手が10のパワーを持っていたとすると、そのパワーを相手に全部上げてしまって、あなたのパワーが無くなってしまう感じです。

与えられた相手はパワーが20になりますが、肝心のあなたはパワーが0になってしまって、次に与えたくてもパワーがないので与えられません。

 

そこで、大事になってくるのが、同じギバーでも「他者思考型ギバー」になるということです。

同じ与える人ですが、このタイプはテイカータイプには与えません。それは、テイカーは奪うしか考えていないので「見返りがない」から。

「見返りがないから与えない」というと薄情な気もしますが「他者思考型ギバー」は、与え続けることを重要に考えている人です。

テイカーを相手にしていたら、本来自分が与えるべき人に与えることができなくなってしまうので、それを回避するためです。

また、与え方についても「他者思考型ギバー」は少し違います。

 

先ほどのパワーを例に話をすると、

あなたと相手がそれぞれ10のパワーを持っていたとします。

「他者思考型ギバー」は、パワーを与えあうことで、それぞれのパワーを30にも40にも増える与え方をします。

Win-Winの関係ですね。

 

ボランティア活動の結果、相手と自分にも見返りを生み出すことが大事という意味はここにあります。

その結果、ますます活動の幅は広がり、本来の活動の目的をより広くより深く達成できるようになります。

 

ボランティア活動を行う上では、テイカーを回避することが重要です。「与える」を選択しましょう。

テイカーには要注意です。

「与える」ということが餌となり、仲間を呼びます(ドラクエ的な)

ボランティア活動のテイカーとは?テイカーに与えるとどうなるのか。

ボランティア活動のテイカーには大きく分けると2パターン

【外部のテイカー】と【内部のテイカー】

【外部のテイカー】とは、あなたが行うボランティア活動のサービスやモノを受け取る人の側に含まれるテイカーです。

あなたの与えるサービスやモノを当たり前と思っている方々です。

その要求事項は日に日に厳しくなり、クレームレベルになる場合もあります。

このクレームに一つ一つ対処していてはいけません。

無難に回避することがベストですが、難しいようなら思い切って拒絶することも大事です。

テイカーはいつまでも、与えられようとするので、しっかりとした態度で対応しなければ、ついつい付け込まれてしまいます。

 

【内部のテイカー】は、あなたのボランティア組織の内部に含まれるテイカーです。

実は、外部のテイカーより厄介なテイカーだと思います。

『身内にテイカーあり!』

「敵は本能寺にあり」みたいな感じですが、本当にやっかいです。

『ボランティア活動なんだから、そんな人いないんじゃないの?』

そう思う人もいると思いますが、結構多いと思います。

おそらく、ボランティア団体や組織を運営している人の多くの悩みは、この「内部のテイカー」の人に悩まされているはずです。

この「内部のテイカー」さんについては、別の記事でもう少し深く掘り下げてみたいと思います。

 

どのような人が内部のテイカーになるのか?

内部のテイカーさんには、ボランティア活動の内容に対して想いが強い人がなりやすいです。

例えば、

「自分なりの持論を強く持っている人」

「専門的な知識が深いなど、特定の分野に対して思い入れが強い人」

このような人があげられます。

ボランティア活動を通じて、最優先に自分自身の想いや理念を達成しようとする人ですね。

どう対処すればいいのか・・・?

それは、また別の記事で詳しくまとめたいと思いますが、この記事の最後に簡単に対処方をまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

 

テイカーに「与える」という行為はNGです。ボランティア活動を食い物にされないようにしましょう。

とにかく、テイカーに与えることをやめましょう。

百害あって一利なしです。

ボランティア活動だから与え続ける!と思いながら活動してもいいとは思うのですが、それは「奪われ続けている」の間違いではないかと思います。

「与える」人を選択し、与えあうことで与える総量が増える仲間を作りましょう!

 

僕は『オタク(マニア)が文化を壊す』という表現をたまに使います。

広く多くの人に、知られて受け入れてもらうことで文化は創られていくはずが、オタクの人たちが広く受け入れられることを望まないことにより、文化自体が衰退するという考えです。

アニメやゲームを例に挙げると、

熱心なオタクの人たちが、特殊な価値観を作りあげてしまって、新しい人が手を出しにくい環境を作ってしまうようなイメージです。

その結果、対象の作品に関わる(購入する)人の絶対数が少なくなってしまい、作品の続編などの開発などができなくなるパターンです。

あなたが行っているボランティア団体の活動内容や組織内部が、このような状況にならないことを願います。

 

まとめ:ボランティア活動を消耗せずに続けるうえで大事なこと

最後に、今回の記事のまとめっぽことを。

ボランティア活動を消耗せずに続けていく上で大事なことについてまとめます。

相手にも自分にも見返りがあるボランティア活動・組織運営をおこないましょう

これは、「他者思考型ギバー」になろうということです。

まずは、あなた自身が「他者思考型ギバー」となってください。

そのためには、常に相手への見返りと自分への見返りの接点を考えていきましょう!

それから、組織内の自己犠牲型ギバーさんタイプの人を、「他者思考型ギバー」に導いてあげてください。

「他者思考型ギバー」になる方法(未作成)

テイカーから回避する・逃げる

テイカーに関わらないことです。

もし、所属しているボランティア団体のトップがテイカーだったら。

脱退しましょう!

どんだけ頑張っても無理です!

あなたが似たような団体を設立した方が、何倍も良い結果につながると思います。

 

上役の人や立場上関わりの深い人がテイカーだったら。

あなたの立場を変えましょう。

テイカーとは別の人と関わるようにしてください。

上役の人が今後トップになりそうなら、最悪脱退も視野に入れましょう。

できるのであれば、テイカーの人にマッチャータイプの人をくっつけましょう。

テイカーとギバーをセットにしてはいけません。

 

あなたのボランティア団体・組織に属する人の中でテイカーが居る場合

あなたが上役で、下役にテイカーさんが居た場合。

テイカーと「自己犠牲型」のギバーさんが一緒にならないようにしましょう。

「自己犠牲型」のギバーさんはボランティア活動を続けていく上では、とても重要な存在の人たちです。

自己犠牲型ギバーの人がテイカーに食いつぶされる前に、マッチャータイプなど組ませましょう。

 

ちなみに、自己犠牲ギバーさんだけでチームを組んでしまうと、結構カオスなことになるので、そちらも注意してください。

 

最後に

今回は、「消耗するボランティア活動はやめよう」ということで「人」に焦点を当てて考えてみました。

今後は、

「どのように見返りを与えあえれば、より成果が上がるのか?」

「自己犠牲ギバーさんを、他者思考型ギバーへと導くにはどうすればいいのか?」

などについても記事を書いてみたいと思います。

少しでも、あなたのボランティア活動のお力になれば幸いです。

 

ありがとうございました。

 

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